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ぽよメモ

2015年06月

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Fiio X1を分解した話



去年秋に購入したこのFiio X1を今更紹介します。MP4Nationというオーディオ機器のオンラインストアで海外から個人輸入しました。
その過程で指定した宅配オプションが使えなくて配送途中で向こうから連絡が来たり、FedExが全然うちに配送してくれなかったりとか色々ありましたがそれは割愛。
MP4Nationのサポートは割りとちゃんとしてます。やりとりは全て英語ですが、それを除けば割と早く返信が来るので安心です(?
適当に写真でも貼っておきます。多少の使用感および机の埃は気にしないでください。

背面


USBコネクタ部


ミニプラグ&ラインアウト


電源ボタン及びリセットボタン、音量ボタン


iPhone5Sとの比較(高さ)


iPhone5Sとの比較(厚さ)




まぁとりあえず買ってから数ヶ月割りと順調に使用していたのですが、
ある日突然うんともすんとも言わなくなりました。

症状としては、
・電源長押しで起動しない
・リセットを長押ししてもダメ
・充電ケーブルを挿してもインジケーターランプが点灯しない
とにかく起動しなかったです。

完全に死んだかなぁと思いつつ、まぁ諦め半分で分解。
ネジは背面写真のように(見づらいですが)iPhoneと同じネジようなを使用しているようです。iPohone4S用の分解キットで開けられました。細かいことは省いてとりあえずパカっと。


分解するときの注意ですが、とりあえず素手で開けるのは厳しいです。自分の爪が折れます。
側面はこのようになっており、背面フタの爪がここにひっかかっています。


このフタのツメを外していくように、僕はギターのピックのようなもので少しずつこじ開けました。
またこのとき、音量ボタンがある側は写真のようになっており、テコの原理のようにしてフタをこじ開けようとすると、確実にここを破損します。


背面から向かって左上には接着剤が使用されており、最初剥がすとき割と強く引っ張らないと外れません。


基板上部に20140918の文字が見えます。製造日でしょうか?
この文字の丁度上にある黒いプラスチックが上部におけるツメの受け口になっています。ここは割と深い受け口で、ツメを押し込んでも外れません。


そこで、USBコネクタ側、つまり向かって下側に背面フタを引っ張ります。バッテリーから伸びる配線は割と短いので強く引っ張りすぎると切れてしまうので注意。

僕はここでブロワーをつかって掃除したところ、小さな金属片、おそらくはんだと思われる欠片が落ちてきました。中華製なので、安いので、まぁね。
こいつが回路をショートさせたりしていたようで、この状態でUSBケーブルを挿すと復活しました。

さすがに復活したのにこれ以上分解するのはリスキーなので、それはもっと良いDAPを入手できた時にまたやります。


音に関してのレビューはTwitter漁るなり個人ブログ漁るなりしたほうが良いと思うので簡潔に。

イヤホン等は余裕でドライブできます。手持ちに高インピなものがないのでなんとも言えませんが、だいたい20後半~30前半くらいで十分音量が取れます(最大100)
Q701も一応ドライブはできます。非常にあっさりした音にはなりますが、これはこれでかなり聞き疲れしない音です。組み合わせの問題なのでしょうが、DAC-1000>JADE casaで聴くよりもヴォーカルが前に出てきます。とにかくiPhoneとかの数倍はマシな音がします。
ラインアウトに関しても、少なくとも不満はないです。十分価格以上の音が出ていると思います。

操作性は結構いいです。少し不満があるとすれば、ポケットに突っ込んでいる時に誤動作しやすいことでしょうか。すぐに一時停止が押せてしまうようで、歩いてる時とかにはポケットに入れるのをためらってしまいます。
画面OFF時のボタンの挙動は3パターンから選べるのですが、
1,音量ボタンのみ
2,音量ボタン+再生/一時停止ボタン
3,音量ボタン+再生/一時停止ボタン+曲送りボタン
となっており、曲送りをしたい場合には再生/一時停止ボタンが含まれてしまいます。
ファームウェアアップデートでもうちょっと何とかならないかなぁ…

総合的に見ればコスパはかなり高いです。今は日本でも取り扱いがあるので、購入のハードルは下がったかと思います。
以上、超簡易分解レポでした。

中華系といえば知り合いのブログでKZ ATEの話が出ていました。僕も聞かせてもらいましたが、12$という価格であの音は正直笑いが止まらないですね…今後も中華系のメーカーは楽しみです。

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カテゴリー:Audio


学習言語について考える


今現在、日本では盛んに「英語学習の強化」が訴えられています。大事ですね、英語。
特に大学レベルの学習においては、英語の習得は必要不可欠と言っても過言ではないでしょう。

世界の標準言語が英語と言っても良い今、世界に向けて発信する情報は基本英語であるべきでしょう。

しかし、ここで一つの疑問が生じます。
果たして「学習も英語で行う必要があるのか」。

僕は日本で生まれ日本で育ち日本で学んでいます。多少の渡航経験はありますが長期滞在はしたことが無いです。要するに、英語があまり得意ではないです。TOEICのスコアは600に届きませんでした。
こんな僕でも、まぁその気になれば洋書を教科書にしてもなんとかなるでしょう。科学系の本の英語は割と単純でわかりやすいので。

でも、ネイティブたちが感じ取れるような「微妙なニュアンス」や「言葉のイメージ」が掴みづらいのです。何年か英語を学んでも、やっぱり母語である日本語のほうがはるかにわかりやすく、イメージを掴みやすい。僕があまり英語を得意とせず、英語の語彙が貧弱であることもその要因の一つではありますが、日本の学生は多くが感じていることだと思います。

「授業を英語でする」というのも、教育のグローバル化を目指す過程でよく聞くことです。しかし英語で聞いて理解するのと、日本語で聞いて理解するのはどちらの方がより容易で深く理解できるのか、それはもはや考えるまでもないと思います。

では全て日本語で学習すればいいのか。
しかしこれはこれで、いざ英語に直そうとした時ににっちもさっちもいかなくなります。


難しすぎて嫌になりますね。一生寝ていたい。


結局のところ、学習コストを「最初から高めにしてずっと続ける英語学習」と「最初は低く一定を超えると急に高くなる母語学習」のどちらがより自分に合っているか、にかかっている気がしてなりません。しかもそんなものは実際どちらも経験してみなければわからない話です。

議論ができるほどに深く英語に精通できる気がしない英語弱者なのでおとなしく日本語学習したほうがいいんですかね…それとも鞭打って英語でお勉強したほうがいいんですかね…もうわかんないです…

以上、Molecular Biology of the Cell, Sixth Editionを洋書のまま買うか、日本語版を待って買うべきかで悩んだ生物学徒の心の声でした。

カテゴリー:Other


X220を買った話


雨が多く洗濯物が干しづらい季節になってきました。
部屋干し安定ですね…正直あまり気にならないので冬からずっと部屋干しを多用していますどうも。

さて、入学以降、入学時に購入したMacBook Proをモバイルノートとして活用していましたが、今回ThinkPad X220を購入しました。ヤフオクで。
全然MacBook Proにモバイルノートとしての文句はないのですが、如何せん高価な物なので持ち運ぶのに躊躇するわけです…
綺麗な液晶やMac環境を必要とする場面では今後もあっちを活用していきたいと思います。

X220を購入したのは、
1. 保守部品がたくさん流通している
2. ある程度の性能
3. キータッチ
4. 安い ← ここ重要
という理由からです。発売当時は高価なモバイルだったX220ですが、今や価格崩落が起きており、今回は12000円で落とすことができました。
さすがに新品同様というわけには行かず、「winキー欠落」「HDD欠品」という状態でしたが。
・Core i5-2520M
・メモリ4GB
・6セルバッテリー
という標準的な構成のノートを手に入れました。
さすがにバッテリーはヘタり気味のためか公称値ほどは持ちませんが、数時間作業する程度は余裕です。


(汚れてるのはご愛嬌です)


(後ろのゴミ箱の蓋が外れてるのもご愛嬌です)


正直これが12000円で買えるのかって感じです。年を取りました。

とりあえず256GBのSSDを購入、手持ちのWindows7を放り込みました。
セットアップ自体は(外付けドライブがなくて手持ちのUSBメモリをwin7のインストーラにしたこと、クリーンインストールのためドライバ類が何も入っておらずネットにすらつながらなかったことを除けば)比較的スムーズにいきました。
起動の早さは現行機とも遜色ないレベルです。Ubuntuとデュアルブートし、grubでブート管理をしているので3秒ほど余計な待ち時間は発生してしまいますが十分に許容範囲でしょう。

作業自体もSSD搭載かつクリーンインストール直後だからか全くストレスなく動きます。さすがにメモリ4GBはつらいようなのでそのうち折を見て追加したいと思います…
thilmera7で温度監視とメモリ監視、そしてメモリパージをさせていますが、起動時でだいたい2GBほどメモリを消費していますね…
FireFoxとOffice(2016 Preview)でいっぱいいっぱいでした。


通常動作には何の問題もないのですが、なぜかスリープから復帰できないという現象が発生して困っています。
普段は時間経過でのスリープは無効にしているので問題ないのですが、ついついMacBookのころと同じようにちょっとした移動時にバタンと閉じて「あっ…」ってなることがしばしば…
ボタンをおそうが何をしようが復帰せず、毎回電源長押で電源切断という羽目になっています。

どなたか解決方法をお持ちの方、お教え下さい………

カテゴリー:Other


マールブランシュ


最近さすがにニーズのない記事を書きすぎた気がするので甘味の話をします。

随分前に約束してた後輩と京都駅のマールブランシュに行ってきました。浪人してる後輩の元気づけです。
日曜日の午後4時ごろに行ったのですが、さすがに2~30分ほど待ちました。やっぱり人気ですね。

残念ながら京都駅限定のパンケーキは全売り切れだったので、僕はパフェ「マンゴー・マンゴー・マンゴー!」のミニパフェケーキセットにしました。



こころぴょんぴょんって感じですね。
ケーキセットを注文すると、店員さんがその日注文できるケーキを全部手元までもってきてくれて、一つ一つ説明してくれます。割と悩んで、ショートケーキがいいかなぁとか抹茶系もおいしそうだなぁとか色々悩んで、結局ネタ性でプリンを選んでしまう優柔不断さを発揮しました。



正直プリンは普通でした。ごめんなさい。いやおいしかったですが(笑)

パフェ自体は、名前の通りたくさんのマンゴーが使われています。しかしマンゴーだけというわけではなく、写真から見てもわかるようにキウイフルーツも入っています。上層の濃いマンゴーに飽きてきた頃に爽やかなキウイフルーツの組み合わせ良かったです。



マンゴーのミニパフェケーキセットは紅茶がついて税込み1620円。
それなりにしますが、美味しいのと雰囲気が良いのでおすすめです。京都駅の伊勢丹に入っているこの店舗は、ほとんどの席が窓際にあり、京都タワーを一望することができます。

北山にあるマールブランシュ本店にも前に行ったのですが、写真が見つからないので言葉だけで。
店の雰囲気としてはこちらのほうが内装が豪華で、高級感があります。値段はそれなりにしますが、ケーキのみなのでそれほどでもないです。紅茶やコーヒーを付けても1200円程度でお茶できます(これを安いと取るか高いと取るかは人それぞれですが…)。
こちらも待ち時間が結構あり、別室でかなり待ちました。平日に行くほうがお勧めですね。


久しぶりの大学生以外との外出、いろいろ思うところがあり、お互いに良い時間を過ごせたと思います。
今年こそは第一志望に合格してくれることを願うばかりですね…。

カテゴリー:Food


薄層クロマトグラフィー


今日の実験でTLCを扱ったのですが、1つよくわからないことがあります。

TLCプレートはガラス面の上にシリカゲルがコーティングされたものを用います。シリカゲルは非常に極性の高い物質で、同じく極性の高いサンプルを用いてクロマトグラフィーを行う場合、シリカゲルと強く吸着し、分離しづらくなります。
そこで展開溶媒に酢酸などを入れて極性を上げ、物質を上げやすくします。

今回の実験では、二次展開まで行ったのですが、一次展開溶媒ではエタノール:水=4:1だったのに対し二次展開の溶媒はブタノール:酢酸:水=4:1:1を用いていました。
分離しやすくするという観点から言うと、一次展開溶媒にも酢酸を入れたほうがより分解能の高い、制度の良い結果が得られると思うのですが、なにか間違っているのでしょうか…

また、Rf値は極性によってのみ決まるのでしょうか。例えば分子構造的にプレート上を移動しづらい(ひっかかる)分子などはないのでしょうか。

いつも何気なくそのまま素直に実験テキスト通り実験したりしてますが、一つ一つの項目に必ず意味があることをついつい忘れがちになってしまいます。
レポートには書かない細かいところが気になったりしてしまうのはそういう性分だからなのでしょうが、レポートのたびに別に全然考察や課題とは関係ない項目について悩んだりして時間を浪費してしまいます…良いことなのか悪いことなのか…

カテゴリー:Biology


foobar2000での再生時のノイズ


高音質プレーヤーとしてオーディオ界隈では頻繁に用いられるfoobar2000ですが、僕の環境においてはASIOやWASAPI等の排他モードでの再生ではなぜか頻繁に音が途切れるようになってました。
タスクマネージャから優先度を上げただけでは多少マシにはなるものの解決には至らず、多少気になりながらも多少途切れる環境で音楽を聞いていましたが、今回多少マシになったので解決法を残しておきます。

Viata以降のOSにおいてはMMCSS( Multimedia Class Scheduler Service)が実装されています。これは簡単にいえば、「マルチメディアの再生に全力を注がせる」というものです。
通常の再生では音楽の再生中にもCPUへの割り込み処理が次から次へと入ることになるのですが、こいつはそれを出来る限り音楽再生のみに特化させるわけです。もう少し詳しいことが知りたい人はこの辺りを参考にしてください。
NyaRuRuが地球にいたころ - Multimedia Class Scheduler Service (MMCSS)
Microsoft - Multimedia Class Scheduler Service
foobar2000にはコイツに関する設定項目も実は存在しており、これを設定することで音飛びを緩和できるのです。
まずはPrefarences > Advanced > Playbackを開き、Use MMCSSにチェックを入れMMCSSを「ProAudio」に。バッファーサイズを適当に上げておき、再起動します。
以上。簡単ですね。


あとは再生するときにfoobar2000とASIOHostプロセスの優先度をリアルタイムまで上げておけばかなり改善します。
しかしこの状態でもたまに途切れることが有ります。CPUがちょっと古い性能もそこまでなやつを使ってるからという可能性もありますが…
具体的にはKrileのデータベース書き込みのタイミング。後はエクスプローラを立ちあげた時。ブラウザを新規で立ちあげた時。などが有ります。
Krileに関してはインメモリデータベースモードに変更しても継続して音飛びが発生する場合があり、きちんと音楽を聞く際には起動しないようにしています。その他に関してもPCに負荷がかかったため以外に原因がなさそうで、なんというか腑に落ちない感じが…

後、ローカルに保存した音楽ファイルよりも、LAN内にあるファイルサーバ上の音楽ファイルを直接読み込んで再生させるほうが(最初の再生開始時に多少時間がかかってもたつくものの)途切れにくいように感じました。特にエクスプローラでHDDにアクセスした際の音飛びが改善されたような気がします。

ASIOとWASAPIはよくわからないですね…

カテゴリー:Audio